血管年齢とは
血管年齢とは動脈硬化の程度のことです。当院では超音波(エコー)を用いて頚動脈の壁の厚さを測定し、動脈硬化が実年齢よりも進行しているか、していないかを判定しています。検査時間は10分程度で絶食の必要もないため、手軽に受けて頂けます。
血管年齢が進行していたら
血管年齢が実年齢よりも老化していたら、まず生活習慣(食事の時間や内容、運動不足)を見直す必要があります。動脈硬化は全身の血管で同時に進行すると考えられるため、頚動脈に硬化がある方は脳や心臓の病気(脳出血・脳梗塞・心筋梗塞・狭心症)を起こしやすいと言えます。特に高血圧・糖尿病・脂質異常症のある方は動脈硬化が進行しやすいため、適切な治療が必要です。